いつもツアーガイドとしてお世話になっております山旅人のガイドとして表題ツアーを案内してきました。
初日は三伏峠経由塩見小屋まで。三伏峠付近では強風と強雨にたたられました。
少し迷いましたが雷の危険はなさそうだし、強風といっても細い稜線を歩くわけでもないのでそのまま登山続行。
ミヤママツムシソウが秋の気配を感じさせます。
小屋に到着してしばらくくつろいでいると晴れました!
仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳。
翌朝、濃い霧の中岩稜をたどって塩見岳へ。
ようやくスタート地点という感じ。
雪投沢の源頭を過ぎて旧キャンプ場(現在は幕営禁止)のあたりはマルバダケブキの花畑。盛りは過ぎていましたがそれでも見ごたえあり!
翌朝、熊ノ平からの農鳥岳。まだまだすっきりとは晴れません。。。
前線の動きを考えるとこの後は急速に晴れて風も止んでくるはず!農鳥岳往復3時間の道のりを続行することにします。
頂上ではめでたく晴れました!目の前には大きな大きな間ノ岳。明日目指す北岳も右に顔をのぞかせています。
農取小屋まで引き返してさらに間ノ岳の登り返し。みなさんヘロヘロですが頑張ります。その頑張りにこたえて富士山も顔を出してくれました!
後は下って北岳山荘へ。みなさん疲れ切って到着でした。
翌朝は最終日。大阪へ早く帰るために早朝4時30分にヘッドランプを点けて出発です。
そして全員で日本第2の高峰北岳へ。振り返ると歩いてきた道のりが遠いです。大きな間ノ岳の右には塩見岳。
下山途中、目の前には鳳凰三山が雄大に広がっていました。来年はここ目指しますか?今年よりはるかに楽だけど(^_^;)
ツアーとしてはこれ以上ないぐらい長い長い縦走。しかも歩くのはおおむね3千メートルを越える稜線。
これを無事歩けた方は体力的には申し分ないでしょう。これからも精進を重ねられて更なる高みを目指すお手伝いができたらと思う5日間でした。