アメリカ滞在記 vol.7 コロブ・アーチへの長い長い道のり。

 今朝は早く起きました。まず昨日分の画像アップが終わってたんで急いでブログ更新。
朝食はパスタを茹でて昨日の残りのカレーソースに絡める。カレーパスタ。うまかった。けど多すぎた。でも、これがあとで役に立ちました。

 今日目指すのはここ!コロブアーチ。
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トレールヘッドはここ。いつものザイオンキャニオンではなく、公園北西部のコロブセクションというところからアプローチ。リー峠というところの駐車場からスタートします。
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 それにしても往復23㎞は長いなあ。。。左側に見えてるシャンタヴィ・ビュートっていう岩山を回り込んだ反対側にあるらしいのです。見えてるあたりでまだ半分。。。
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 スタートしてすぐ。なんか卑猥な岩山発見。。。ごめんなさい(笑)
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 昨晩多少雪が降ったのでしょう。トレール自体に雪はありませんが周りは少し化粧しています。
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 何度もこういうところを渡渉していきます。前半部はティンバー・バレー・クリークに沿って。
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 左手見上げるとシャンタヴィ・ビュート。
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 だいぶ回り込んだ気もしますがまだまだ先は長いです。
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 先行するお兄さんがいたので挨拶して抜き去ります。トレールヘッドでもおっちゃんが一人コロブアーチに向かってました。ということで今日2人目のハイカー。
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 ちょうど半分あたりでシャンタヴィ・ビュートのすそ野を抜けていきます。ようやく反対側のラ・ヴァーキン・クリークの谷が見えてきました。
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 シャンタヴィ・ビュートの一番端っこ。
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 トレール上にはこうして多くのキャンプ指定地があります。基本的にここ以外でのキャンプは禁止です。また、ウィルダネスキャンプになりますので無料ですが許可が必要。持ち込んだものはすべて持ち帰り。さらには指定地あたりの人数も4~6人ぐらいと決められています。日本と違って事前許可が必要なんで混み合ってテントが張れないってことはないでしょうが。もちろん管理人なんぞはいません。すべて自己責任です。その他細かい規則が決められています。守れない人はウィルダネスエリアに入る資格はありません。
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 ラ・ヴァーキン・クリークの流れ。きれいです。
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 ようやくここで6マイル(10㎞ぐらい)を歩ききってコロブアーチのトレールに入ります。
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 ここまではホーストレールにもなってるので馬の繋ぎ場があります。ここから先コロブアーチの展望台までは馬は行けません。
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 ここから先のトレールは日本の通常の登山道並です。
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 そして分岐から半マイル。ようやくコロブアーチが見えました!(表紙写真も)
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 このアーチは全長94.5mある世界最大級の天然アーチです。アーチーズ国立公園にあるランドスケープ・アーチ(93m)よりも大きく世界最大ともいわれています。

 というわけでここで半分。昼飯をと思った時に悲劇が!
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 パッケージを開けるときに勢い余ってそこを突き破ってしまいました。。。鍋も持ってなかったんで食べられません。したがって今日はカップめんとコロブ・アーチという芸術的な写真をお見せできません。。。
 ちなみに朝食をたっぷり食べていたためまったく腹が減らず、問題ありませんでした。もちろん非常食は別に持ってるんですけどね(笑)。

 帰りももちろん長いです。おまけに少し登りです。でもあまり往復とも変わらないタイムで行ってこられました。帰りはどんどん雪が降り出してトレール上にも積もり始めました。
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 大丈夫だとは思うのですがレンタカーは2輪駆動の上にノーマルタイヤなんで少し急ぎました。結果として車も道もまだ大丈夫そうでした。
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 無事に行ってこられました。僕としてはこのトレール結構好きなんだけど実際にガイドするとなったらどうかなあ?お客さん1日で23㎞も山道歩けるかしら?ま、考えてみます。

パタゴニア
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