乗鞍岳ハイキングガイド

所属するやまたみの仕事で乗鞍岳のハイキングガイドしてきました。お客様は西日本のJTBの団体さんです。
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 朝、やまたみ事務所にて同行するHガイドと合流。マイカーにて乗鞍岳に向かいます。三本滝ゲートを通してもらって大雪渓下の駐車場に車を置いて歩いて集合場所の畳平へ。畳平の駐車場は高いのでwww
 途中、槍穂高がバッチリと見えテンションも上がります。
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 でも我々が畳平につく頃には周りはどんどんガスってきました。真夏並みに気温が高いからでしょう。。。

 お客さんと合流したら自己紹介、説明、体操して出発!僕は本当は登山前の体操は必要ないと思うんですが時間つぶしにやりましたwww
 肩の小屋で一息。朝日岳と蚕玉岳の鞍部で一息。そしてあっさりと剣ヶ峰頂上は近づいてきます。
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 そしてたどり着いた剣ヶ峰頂上からの風景が表紙写真です。2時間ぐらいかけてゆっくりと登りました。
ここで、30分ほど時間をとって昼食タイム。通常、僕のガイドスタイルでは昼食時間なんか取らないんですが慣れてないお客様ということと、時間が余ってしょうがないということでゆっくりww
 下山は十分注意して!乗鞍エコーライン(長野県側)もキレイに見えています。
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 振り返れば左から剣ヶ峰、蚕玉岳、朝日岳。
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 帰りは車道を通らずに不消ヶ池の横を通って、お花畑経由で畳平に戻りました。花はもう殆どないですけど。。。
 今回も無事終了でした。
 おまけ
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 トウヤクリンドウに酷似していますが北海道と八ヶ岳に特産するクモイリンドウではないかという話もあります。たしかに模様の色等が少し特殊な気がします。クモイリンドウ自体がトウヤクリンドウと同じ種ではないかという説もあるぐらいですので判別は難しいですがDNAの鑑定を待ちたいところです。もし、トウヤクリンドウとは別種のクモイリンドウが確認されれば、我が国では北海道と八ヶ岳、乗鞍岳のみの希産種ということになります。
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パタゴニア

乗鞍岳ハイキングガイド」への3件のフィードバック

  1. 今回もお疲れ様です。いつも自然に囲まれて素敵なお仕事だと思っています。
    ほんとうに、お花に詳しいですね。やはり、仕事がら、勉強されたんですか?いつも関心しながら、日記読んでます。

  2. 乗鞍でのお仕事、ありがとうございます!
    いつもお花の画像に釘付けです。トウヤクリンドウのこの青味の強さについて、乗鞍高原内でも話題になっていたようです。個人的にはクモイリンドウであることを願っています!
    と言っても、実はまだ乗鞍でこのリンドウを見たことがないのですが・・・明日定休日には初対面できる予定。

  3. こんにちは!
    乗鞍岳ガイドお疲れ様です。
    乗鞍岳のトウヤクリンドウは他の山で見るトウヤクリンドウの中で特別きれいで、
    毎年九月最初のこの時期に見に行くのが楽しみでしたが…
    学者さんの中では、ノリクラトウヤクリンドウと名付けるべきなんてお話も出ているとか。

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