12月1日夕方屋久島は宮之浦の民宿でお客さんと合流。その日の夜は宮之浦の居酒屋としへ。美味しい首折れサバや餃子なんかで三岳を楽しみました。
翌日、波の高い中、屋久島町営フェリー太陽は口永良部港に向けて出発。私も珍しく船酔いしてゲロゲロでした(笑)。
口永良部では雨こそ降ってないものの展望はいまいちの曇り。
ほんとはここに新岳、古岳二つの火山が煙を吐く姿が見えるはずなんですが。。。
とりあえず屋久島で借りてきたレンタカーで島内一周道路を南東方面から周ることに。途中口永良部島八景のひとつ古岳西麓からの展望です。
向こうに見えるのはひょうたん型の島の西部、番屋ヶ峰方面です。
古岳登山道の入り口二つのうちの一つ、畠登山道から古岳火口に向けて出発。この登山口には東屋と車二台分の駐車場があります。
登山道は照葉樹林の中でよく整備されており、リボンも適度にあって迷うような道ではありません。
七釜登山道との分岐へ。このあたりから照葉樹林は姿を消し始め、火山特有の荒涼とした風景に移り変わっていきます。
エラブツツジが一輪狂い咲きしていました。ピンボケですいません。。。
河口付近はこのエラブツツジが一面に群生してました。6月から7月にかけてすごくきれいになると思います。
このように火山ガス注意の看板が。現在は噴火警戒レベル1(平常)ですが、いつ牙をむくかはわかりません。。
そして古岳火口へ。残念ながらこの日は天候悪く(雨は降ってませんけど)、何も見えませんでした。
ここから再びドライブ。八景のひとつ永迫へ。町営牧場がよく見えるのんびりとした雰囲気の場所です。
そして宿泊する集落、湯向(ゆむぎ)をいったん通り過ぎて寝待温泉へ。やっぱり山の後は温泉でしょう!
ここには寝待立神という立派な岩が海からそびえたっています。
そして寝待温泉。非常にいい泉質です。女湯が現在使えないため交代で男湯に入ることになります。
この集落も名前の通り温泉のある集落です。民宿にはお風呂はありませんのでぶらぶら歩いて1分ほどの湯向温泉へ。湯の花がいっぱい浮いた気持ちのいい温泉です。ここは男女別に湯船があります。(もちろん脱衣所も別)
名焼酎三岳とともに楽しく夜は更けていくのでありました。
翌3日、天気予報は午後から晴れるとのことで午前はドライブ、午後新岳登山の予定で出発。しかし途中展望もいいので急遽先に新岳登山をすることに。右に見えてるピークは古岳です。
ここは登山道らしき登山道はありません。まずは火砕流の後をひたすらさかのぼっていきます。
一時間ほどで沢を離れてさらに登っていきます。途中のゲート上の岩。
新岳火口近くになると河口でなくても火山性ガスが吹き上がっています。
登っていくと西側の半島(番屋ヶ峰方面)が一望できるようになりました。
それでは動画で迫力をお楽しみ下さい。下手な英語とともに(笑)。
下りも苦労しながら来た道をたどり無事下山。登山口で昼食にラーメンを食べて(この島には食堂なんてものはありません!)、西の湯温泉へ。
サイコーのロケーションです!が、満潮には程遠い時間だったため熱くて入れませんでした。海水と温泉がちょうどよいバランスで混ざらないとダメな温泉です。。。
仕方なく番屋ヶ峰にドライブへ。頂上の無線基地には野良ヤギがいました。
硫黄島(あの有名な硫黄島とは違いますよ!)がよく見えました。次はあそこにも登りたいですね。現在、噴火警戒レベル2で登山自粛になっていますが。。。
そして民宿に帰って温泉に入り、最後の晩餐。
これで終わりではありませんが、この先は写真撮ってません(笑)。
翌4日は海も穏やかで快適な船旅を楽しむことができました。
ここ、口永良部島は歩きごたえこそ少ないものの最高のハイキングと魚料理、温泉が楽しめるすごーくいいところでした。移住したいぐらい(笑)。また、来年も企画しようと思いますので皆さんぜひご参加ください。