屋久島原生林ハイキング

 山旅人のツアーガイドで屋久島原生林ハイキングに行ってきました。山旅人の屋久島ツアーは基本的に宮之浦岳から縄文杉の縦走コースのみなので、もっと手軽に歩ける屋久島ツアーを作ってほしいというお客様の提案により作成されたコースです。
 お客様は21日飛行機にて入島。僕は一歩先にフェリーにて入島してお客様と合流しました。
 
 翌22日はよく晴れた最高の天候の中、白谷雲水峡ハイキング。
いきなり登場は飛竜落としです。
飛竜落とし
そこからのんびりのんびりと森林浴を楽しみながらくぐり杉へ。
くぐり杉
白谷山荘を過ぎて7本杉。
7本杉
有名なもののけ姫の森を通って登山道は続きます。
もののけ姫の森
辻峠から一息登るとそこは大展望の太鼓岩でした。

ケータイの方はこちら→
白谷山荘へ下りてきて、トビウオのつみれ鍋の昼食です。作成風景。
白谷山荘にて
満腹満腹!おいしかった。
下りてくるとサクラツツジがそこらじゅうに咲き乱れてました。
サクラツツジ
翌23日はまず淀川登山口奥にある笹川杉(通称)の見学からスタート。
笹川杉
この杉にはおそらく江戸時代と思われる試し切りの跡があります。黄色く見えるのはスケール比較のためにおいた僕の携帯電話(笑)。
屋久スギ試し切りあと
続いて川上杉。
川上杉
そして車で手軽に見られる杉としては最大最古の紀元杉です。
紀元杉
ヤクスギランド入り口からは1時間ほどのハイキングにでかけます。
ヤクスギランドの清流
ここの河原でコーヒータイム。至福のひと時です。
仏陀杉
少し歩くと仏陀杉。
下りてくるとヒカゲツツジが出迎えてくれました。
ヒカゲツツジ
このあとはタクシーで完全に観光モード(笑)。
まずは竜神の滝へ。
竜神の滝
そこから千尋の滝。
千尋の滝
いつも思うのですがここの右岩壁(向かって左側)はアメリカ・ヨセミテ国立公園のグレーシャーポイント・エプロンにそっくりだなあ!
そして秘密のポイントで本富岳の雄姿を眺めます。
本富岳
このあと尾之間温泉に入って旅館に帰りました。
最終日24日は朝から屋久島一周観光です。
まずは定番、平内海中温泉へ。お客さんは女性ばかりなんで足湯にしてお茶を濁します(笑)。
平内海中温泉
湯泊のガジュマル。ここはうっそうとしてガジュマルの雰囲気があります。
湯泊ガジュマル
中間のガジュマル。これは屋久島最大のガジュマルです。
中間ガジュマル
そして大川の滝へ。滝自体も素晴らしいですが滝つぼエメラルドグリーンもまた最高!

ケータイの方はこちら→
西部林道より海岸線を望む。
西部林道より
ヤクザルがグルーミング中。ヤクザルはニホンザルに比べて若干小さく、また性格は非常におとなしいです。目を合わせても怖いことはありません。
ヤクザル
西部林道を通り過ぎた後は永田集落奥にある横河渓谷へ。
横河渓谷
泳ぎたーい!
そして永田で昼食を取った後はウミガメ上陸日本一の永田いなか浜でのんびり。海の向こうには口永良部島が見えます。
永田いなか浜
こうして4日間のツアーは無事終わりました。次回開催の際には花之江河ハイキング等も入れてもっと充実させていきたいですね。
パタゴニア

大隅半島 稲尾岳

 昨日、雨の中大隅半島にある稲尾岳という山に下見に行ってきました。西日本最大の照葉樹林があるという山です。
西口登山口は車止めから林道を10分ほど歩いたところ。
稲尾岳西口
そこからいきなり照葉樹林が始まります。
稲尾岳登山道1
稲尾岳登山道2
稲尾岳登山道3
下見時の天候はかなり悪かったんですがそれでもかなりきれいな森でした。
登山道の様子の動画です。ケータイの方はこちら→

登山口から20分ほどで沢の源流に到達します。
稲尾岳源流
そこから10分ほど登れば展望が開けそうな道に出ます。残念ながら今回は展望なし(泣)。
稲尾岳登山道4
そうこうしてるうちに自然石展望台と呼ばれる場所へ。
自然石展望台
晴れていれば種ヶ島まで見えるそうですが…。
ほどなく最高峰枯木岳の三角点に到着です。ここは展望には恵まれそうにないです。
枯木岳頂上
風雨はどんどん強まっていきます。ガスが濃くて景色は全く見えません。
展望なし
いったん展望が利きそうな道からはずれ稲尾岳頂上と北口登山口との分岐に下りていきます。
北口分岐
そこから30分ほどで小さな神社がある稲尾岳山頂へ。ここも展望は利かないでしょう。
稲尾神社
ユズリハがそこらじゅうにあります。
ユズリハ
分岐まで戻ってから北口に向けて下降していきます。途中の清流は日本庭園のように美しく、ぜひ紹介したいところなのですが残念ながら天候悪化のため真っ暗に近く、僕の持ってるデジカメのフラッシュでは光が届きません。また三脚も持ってないので長時間露光もできず泣く泣く撮影を諦めました(泣)。
降り立った北口登山口。
稲尾岳北口
ここは昔から使われていた登山道のようです。ここからまた林道を10分ほど歩きます。到着したのは滝巡りコースの入り口。
滝めぐりコース入口
1本目の無名滝もなかなかきれいですが写真とれませんでした(泣)。
2本目の照葉樹の滝の動画。ケータイの方はこちら→

3本目の白肌の滝
白肌の滝
4本目の一条の滝の動画。ケータイの方はこちら→

ここから少しきつい急騰になりますが登り切ると…。
眺望の丘
眺望の丘。最高の展望が広がる…はず。
きつい登りではミツバツツジが慰めてくれます。
ミツバツツジ
ここも展望よさそうなんですが結局最後までダメでした。
稲尾岳登山道5
というわけで最悪の天候の中の下見になったのですが晴れていれば最高の森と展望を楽しめると思います。また多少天候が悪くてもそれはそれでガスに包まれた幻想的な森を見ることができます。写真はたぶんとれませんが…。特に横浜のKさん(見てますか?)なんか絶対はまりまくるでしょう(笑)。
来年?の山旅人のツアーでぜひ実施したいものです。
パタゴニア

霧島縦走

 歩いてきました。霧島連山。
昨日18日朝に再び宮崎港に到着。バス会社に預けていた私のバックパックと二日ぶりの対面を果たしたのち韓国岳の登山口えびの高原へ一直線。ここは仮面ライダーの記念すべき初Wライダー編第40・41話が撮影された場所でもあります。
体操して出発。今回のお客さんは計10名。うち初参加の方が6名と山旅人にしては珍しいツアーです。
もう完全に春?夏?
とにかく登山道わきにはハルリンドウがまっさかり。
ハルリンドウ
ダンコウバイは山の斜面じゅうに咲いています。
ダンコウバイ
暑かったですがほどなく韓国岳頂上へ。晴れた土曜日とあって大勢の人がくつろいでいました。我々は頂上を後にして新燃岳へと縦走開始。目指す新燃岳と明日予定の高千穂之峰ははるかかなたです。
新燃岳と高千穂之峰
しばらく歩いた獅子戸岳から振り返ると韓国岳がそびえていました。
韓国岳
獅子戸岳からはさしたる苦労もなく新燃岳の火口淵に。
新燃岳火口
喜びを分かち合った後は下降が待っています。ミヤマキリシマの時期には早いのですがそれでも少しは姿を見せてくれました。
ミヤマキリシマ
下降中はずっと明日のぼる高千穂之峰がそびえたっています。
高千穂之峰
ツルキジムシロ
ツルキジムシロ
クサボケ
クサボケ
花々も満開です。林の中ではタヌキが遊んでいました。
タヌキ
というわけで18日は終了。霧島温泉で汗を流し、今日19日は高千穂之峰です。
登山口はここ。霧島古宮址。
霧島古宮址
すぐに樹林帯を抜けてそこから火山礫の登りにくい急斜面が続きます。振り返れば昨日縦走してきた山々がよく見えます。
韓国・新燃・中岳
そこを抜けると御鉢の淵に…。
御鉢
馬の背を通って最後の登りの手前に祠があります。
最後の登り
頂上では合掌して君が代を歌いました。
天の逆鉾
長い下山が始まりましたが双子石のところではこんなお出迎えも。
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
双子石からは下界がよく見えます。
御池と高原町
御池と高原町
長い下山を終えて霧島東神社へ。お疲れ様でした。
霧島東神社
このあと皇子原温泉で10分だけ入浴してからお客さんとお別れ。私は高速バスにて鹿児島へとやってきたのでした。明日は大隅半島稲尾岳へ下見に行ってきます。
パタゴニア

桜島ほぼ観光(笑)と開聞岳

 予告通り山旅人のツアーガイドで鹿児島県にやってきました。14日夜大阪南港をフェリーで出発。翌15日朝に志布志港に到着後桜島へ。
 まずは、有村溶岩展望所へ。
有村溶岩展望所
その後、現在到達できる最高地点である湯之平展望所まで歩いて登る予定でしたが、暑い中車道を歩いてもしょうがないので大部分バスに乗ったまま最高地点へ。
湯之平展望所
 その後烏島展望所で昼食後ようやく少し歩きます。その名も「溶岩なぎさ遊歩道」!
3kmほどですが海岸沿いの気持ちのいい道です。
溶岩なぎさ遊歩道
 遊歩道ゴール後は公園にある日本最大級の足湯にて桜島の雄姿を楽しみました。
なぎさ公園足湯
 指宿温泉で一晩ゆっくりした後は、いよいよ開聞岳登山です。
道路より開聞岳
登山口のかいもん山麓ふれあい公園より
かいもんふれあい公園
広葉樹林帯の中の中の歩きやすい道が続きます。写真は6合目にて
開聞岳6合目
このあたりで玄武岩から安山岩に岩質が変わってきます。この上は9世紀に噴出した溶岩円頂丘(溶岩ドーム)です。
安山岩の岩場をぬけて頂上へ。
開聞頂上より頴娃町
頴娃町方面
池田湖と高隅山遠景
池田湖と高隅山遠景
硫黄島
硫黄島(あの激戦地ではありません!)
非常に気持ちよく晴れた日で最高の登山でした。
現在は宮崎港に移動中。これからフェリーに乗って大阪に帰ります。
明日朝に大阪に着いた後は、その夜またフェリーに乗って宮崎にとんぼ返り(笑)。霧島連山の縦走です。相変わらず強烈に動き回ってます(笑)。
パタゴニア

山旅人7周年記念ツアー

 昨日、一昨日と山旅人の7周年記念ツアーにゲストとして参加してきました。
場所は丹波篠山の金山という低山です。
金山登山道1
登山道は非常に気持ちのいい道です。
ミツバツツジ
ミツバツツジが登山道を彩っています。
丹波の町並み
途中、展望の開けている場所がありました。
金山登山道2
さらに登っていきますが相変わらず気持ちがいいです。
スミレ
もう完全に春ですね。スミレがそこらじゅうに顔を出しています。
金山山頂
一時間ほどで山頂につきました。ここは織田信長が明智光秀に命じて築かせた山城の跡だそうです。
少し休憩した後、名所の鬼の架け橋へ。全員無事に架け橋の上に立ちました。
鬼の架け橋
サポートが終わった後、ちょっと遊んでます(笑)。5級ぐらいのマントル課題ですがうしろの標識が怖くて突っ込めません(泣)。
架け橋ボルダー
帰りものんびりと気持ちの良さは続きました。
帰り道
下山後にある大乗寺の山門。古いですがなかなか立派です。
大乗寺山門
山から下りた後は恒例のバーベキュー。今回は囲炉裏での開催です。
いろりにて
こうして二日連続の日帰り記念ツアーは無事幕を閉じました。
今日はこれからフェリーに乗って鹿児島に行ってきます。
パタゴニア

英彦山へ

 山旅人のツアーで行ってきました。山旅人にしては多いお客さん14名(満席)です。
4月8日夜大阪南港出発のフェリーにて。
登山口は高住神社より。神社上の岩は天狗の面に見えます?
高住神社の天狗面
お参りを済ませて登り始めます。しばらく登ったところで望雲台への分岐があります。今日は時間もたっぷりあるから寄っていくことに…。結構な傾斜の岩壁を鎖を頼りに登っていきます。
望雲台への登り
登りきった望雲台の上からは素晴らしい眺望が広がります。
望雲台より
ゆっくりと注意しながら時間をかけて往復して分岐に戻ってくるとホソバナコバイモを発見しました。
ホソバナコバイモ
そこから急といえば急ですが時間的には大したこともなく北岳へ。そこから20分強で中岳の頂上です。
英彦山中岳
最高峰南岳を往復してきた後にゆっくりと第九子をとりました。そして奉幣殿に向かってまっすぐ下山。
奉幣殿の参道にはミツマタがたくさんきれいに咲いていました。
ミツマタ
パタゴニア

またまた由布岳です!

 今回は読売旅行鹿児島営業所の企画でまたまた由布岳登ってきました!
お客さんは定員いっぱいの16名です。少ないでしょ?私がきつく定員を制限するように言ってるから(笑)。
今日は天気予報が当初雨だったんだけど、朝になってみると曇りのち晴れに変わってました!
本日の由布岳の様子
本日の由布岳
まあ。天気も良くなりそうだしのんびりと登ります。そうこうしながら3時間弱であっさりと頂上へ。
鶴見岳
鶴見岳
由布岳西峰
由布岳西峰
なぜか下から往復するまで1匹のビーグル犬が案内してくれてました(笑)。
案内犬
降りる時に見た双児峰由布岳
双児峰由布岳
天気もよくのんびりとし山行でした。
添乗員のSさんも初めての山にしては頑張ってたし…。若い女の子が山に登ってくれるのはうれしいですね(笑)。
パタゴニア

ぷらっと九重連山へ

 天気もよさそうな予報だったしぷらっと久しぶりに九重連山へ行ってきました。
牧ノ戸峠からのあまりにもオーソドックスなプランです(笑)。
登山口より毎度のイヤーなコンクリート舗装道。
牧ノ戸より
でも30分ほど我慢すれば沓掛山です。
沓掛山
歩き始めしばらくはガスの中だったのですがしばらくすると展望も利き始め星生山(ほっしょうさん)も見えてきました。
星生山
そして主峰久住山も
久住山
さらに三俣山も霧の中から登場。
霧の中から三俣山
しかし、久住山には登らずに天狗ヶ城へと向かいました。頂上から見える御池(みいけ)。
御池
そして九州本土最高峰中岳へと向かいます。
久住中岳
無事に中岳登頂後は久住別れまで戻ってから北千里浜へ下降。
北千里浜
北千里浜
北千里浜の端から坊ヶツルと右に大船山(たいせんざん)、左に平治岳(ひいじだけ)が見えてきます。
大船山と平治岳
そして見えてきた法華院温泉山荘。ここから直接下山ももちろん可能ですがせっかくなんで久しぶりに泊まっていくことに。
法華院温泉山荘
湯船はこんなかんじ
法華院の湯船
貸し切りでした(笑)。
今朝は寒い中出発して、雨ヶ池方面へ。
まずは朝の坊ヶツル
坊ヶツル
アセビのトンネル
アセビのトンネル
そして雨ヶ池
雨ヶ池
早々に長者原におりつき、路線バスを待って車の回収に牧ノ戸峠へ。久しぶりにのんびりしたプライベート山行でした。
おまけ:
ちなみに今回の相棒は小さなS君でした(笑)。
Sのボルダリング
パタゴニア