さる11月10-11日の土日に所属する「信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ」の山岳ガイド事業部の研修会に講師として参加してきました。
真剣な顔で引き上げをセッティングする最年少ガイドU君。
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さる11月10-11日の土日に所属する「信州まつもと山岳ガイド協会やまたみ」の山岳ガイド事業部の研修会に講師として参加してきました。
真剣な顔で引き上げをセッティングする最年少ガイドU君。
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1か月半ぶりに2日間休みになりました。家に帰りたいところですが2日ではどうしようもないので友人と沢登りに行ってきました。
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今日の松本は快晴でした。北アルプスは少し雲がかかってましたがもったいないぐらいいい天気でした。
で、後輩ガイドのT君から誘われてふらっと松本市郊外の烏帽子岩に登りに行ってきました。
これが烏帽子岩!
この写真ではにょっきりと立ったタワーですが、裏から見ると立烏帽子の形をしています。20mぐらいですかね。
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2月29日朝外を見るとわさわさ雪が降ってる!これは行くしかないってことで行ってきましたMt.乗鞍。今回はテレマークで出動です。
SpringBankなっちゃんのテレマークターン。スプレーあげながら相変わらずの優雅なターンでほれぼれします。
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昨日は雨でした。乗鞍の友人たちと山に登って滑る予定でしたが暖かいし雪崩の危険度も高そうなんでオフにしました。
そこへ乗鞍高原温泉に泊まっている常連のKさんとガイドYから、雨でゲレンデ滑るのも嫌なんでボルダリングしに行きませんか?との誘いが。当然乗ります(笑)。
ガイドYのしなやかなムーヴ
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本日、埼玉県飯能市名栗でおこなわれたWMAの野外救急法のブラッシュアップ企画に参加してきました。
写真は2本目に行われたシミュレーションの様子。傷病者は4名、レスキュアーは9名。内容は後で細かく書きます。
WMAについて詳しくはウェブサイトを見ていただくとして。。。つい先日低体温症の傷病者を扱った身としては同じ資格を持った皆さんと情報の共有ができ、またさまざまな技術の確認や焼き直しもできるため、非常にいい企画だと感じました。
そして早速シミュレーション1本目。設定としては人里遠く離れた場所での交通事故。救急車到着まで40分ほどかかるがそもそも携帯電話も通じないため救助を呼べないという設定でした。私は追突された側の傷病者役のため詳しくは見てないのですがなかなか大変でした。ちなみに私の役どころは基本的にケガ等なくロックされた車内にいる4人の中で唯一最初に意識のある人間なのですがものすごいパニック(急性ストレス反応)で外からの呼びかけに全然反応しない。ようやく反応してロックを開けた後は騒ぎすぎて喘息が出てしまうというもの。アカデミー賞ものの演技をみせました(笑)。
ちなみに頭のケガのメイクシーン。
可能な限りのリアルさを追求します。
昼食もビデオでシミュレーションを振り返りながら。情報の共有をしながらの濃い時間でした。
午後は表紙のシミュレーション。クライミング中に一人が蜂に刺されて墜落。ビレイヤーはその衝撃で飛ばされて右手中指を切断。あとの二人は落石に合って一人は頭を打っており外傷性脳損傷の疑い。もう一人は左わき腹に内出血があり激しい痛みを訴えているというものでした。私は今回IC(インシデント・コマンダー)現場の総責任者とでも言いますか司令官的役割と言いますか。。。とにかくリーダーです。
あまり傷病者自体には近づきすぎず、全体を見通しながら人員配置や搬送などの指示を出していきます。処置そのものはそれぞれの傷病者に着いたファースト・レスポンダー(第一責任者)に任せます。
なかなか大変な仕事ですが何とかやり遂げました。あとになって考えればもう少しこうすればよかったとか思うところもあるのですが今後の反省材料にします。
仕事上ほとんどの場合がマンツーマンでレスキューすることが多いのですが、チームレスキューのやり方も把握しておけばいざという時に役に立つと思います。
また、機会があればこういう企画に参加したいと思います。
高野山岳ガイド事務所 – Takano Mountain Guide Office | Facebookページも宣伝
12月13日から4日間、日本アウトワード・バウンド協会が主催し、WMA(Willderness Medical Associates)傘下の日本法人が開催する表題のコース(上級野外救急救命)に参加してきました!
(関係者の方々へ。もし主催、共催等間違っていたらご連絡ください。)
かなり濃い内容の講習なんで講習中ほとんど写真を撮ることができませんでした。。。
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表題の研修会に参加してきました。参加者は主に関東周辺より八名。
初日午前中に軽くロープワークのトレーニング等したあと、午後はいよいよ実践形式での研修です。滑りやすい岩場やはしごなんかでショートロープによる確保をしたり外したりしながらウシロ沢を登山道沿いにつめていきました。
ショートロープ確保による橋の通過(ガイド役S氏、クライアント役A氏)
宿に戻って少しリスクアセスメントに関する講義を受けた後、夕食。食後は若手五名で意見交換会という名の酒盛り(笑)で盛り上がりました。
翌午前は引き上げ方の確認講習。
3分の1システムによる引き上げ(要救助者役T氏、救助者役M氏)
午後は再び実践形式で同じウシロ沢を今度は沢沿いにつめていきました。ぷち沢登りでの研修はより実践的でためになりました。
ショートロープからスタカットに変更しての確保(ガイド役A氏、クライアント役T氏)
今回の研修は任意研修です。義務ではないにも関わらず、それに交通費等含めると結構な金額がかかるにも関わらず積極的に受けてきました。この姿勢がお客様の安全に必ず直結していくと私、高野は考えています。これからもできうる限りの努力をし研鑽を積んでよりよいガイドへと成長できるよう頑張って参ります。