四国遍路八十八箇所は皆さんご存知だと思いますが、日本中にそれを模倣(いい意味で)した写し霊場というものが存在します。古くは四国まで訪れる日程や費用の問題で遍路旅をすることができない人々のためにつくられたものが多いようです。その中でも代表格と言われるのが日本三大新四国と言われる小豆島・篠栗・知多でしょう。
福岡県糟屋郡篠栗町に広がる景勝地に八十八ヶ所の札所があり、熱心なお遍路さんが全国から巡礼に訪れます。
唐から帰国した弘法大師空海が修行した霊験あらたかな土地に1835年訪れた尼僧慈忍が八十八ヶ所の創設を発願したのが始まりと言われています。
この篠栗霊場をとりあえず空いた日程で半分ほど歩いてきました。