3月4日伊吹山から下山した時点で講師としての僕の役割は終わりだったんですが、社員研修はまだまだ続きます。
というわけで僕もその研修にお邪魔したんでした。
向かった先は国内で非常にクオリティの高い寝袋を製造する「ナンガ」社です!
「登山用品・クライミングギア」カテゴリーアーカイブ
2014-15冬シーズン高野ガイド着用ウェア 冬山登山編
間もなく冬がやってきます。
今年のウェアをご紹介します。
レイヤードの参考にしてください。
なお、ここに書かれているものは一例であって天候や行く場所によっても多少変わってきます。
なお、すべての画像はクリックするとメーカーページへリンクします。
patagoniaにてウィンターセールが始まっています!
高品質のアウトドア用ウェアを提供するアメリカ・Patagonia社。
私高野も大変お世話になっているメーカーなのですが、現在すべての直営店、通信販売、オンラインショップにて今シーズンの秋冬物のセールが始まっています。
全ての製品が割引対象ではありませんが、高品質のPatagonia製品が30%オフで手に入るチャンス!
この機会をお見逃しなく。
なお、セール実施期間は2月20日まで。
装備:バリエーションルート追加装備編
この内容は当事務所主催のガイドツアーによる場合のみ適用されます。個人的に登山活動を行う際には参考になる書籍や信頼できる先達に聞いたうえでご自分で判断してギアを選んでください。
各種基本装備に加えて、バリエーションルートを目指すうえで必要な追加装備です。
◎ハーネス
他のバリエーションルートの場合と同様ですが、沢登りの場合滑落の衝撃はより少ないことが予想されますので軽量化のためにレッグループタイプでないシットハーネスを使用してもかまいません。また、ウエストにパッドがないものでも可です。
◎ヘルメット
必ず必要です。
◎スリング・カラビナなど
120㎝のスリング1本。反転防止機能付き安全環付カラビナ1枚、または、安全環付カラビナ1枚+ノーマルカラビナ1枚。
さらに沢登りの場合、以下の装備が追加で必要になります。
◎渓流シューズ
現在、フェルト底の渓流シューズが一般的です。渓流シューズなら軽量化のため下山時もそのまま歩くことができます。指が割れた渓流足袋は安価でかつ岩の感触がつかみやすいため愛用者も多いのですが下山時には爪を痛める可能性があるため別の靴が必要となるでしょう。また、昔ながらの地下足袋+ワラジは最強のフリクションを発揮します。が、ワラジの替えが必ず必要なことと現在となっては入手が困難なことが欠点です。
◎スパッツとソックス
ネオプレンの渓流スパッツはシューズ内に小石が入ることを防ぐとともに足首の保護、保温にもなり非常に有効です。ネオプレンの渓流ソックスは低温時非常に有効ですが、暑いときには蒸れて爪がはがれやすくなる欠点もあります。季節気温に応じて使い分ける必要があるでしょう。
〇ネオプレングローブ
ネオプレングローブは指先の冷えやすい方には有効です。
装備:無雪期一般登山編
この内容は当事務所主催のガイドツアーによる場合のみ適用されます。個人的に登山を行う際には参考になる書籍や信頼できる先達に聞いたうえでご自分で判断してギアを選んでください。
絶対必要な装備を中心に書いてあります。〇印はあれば便利って程度です。
◎登山靴
初心者は必ずくるぶしを覆うハイカットの靴をご用意ください。経験者の場合は行く山域や内容に応じたふさわしい靴を選んでください。またフィッティングの際には靴下1枚で選んでください。
×ゲイター(ロングスパッツ)
夏山においてゲイターは全く必要ありません。膝下からの放熱を阻害し、靴内の蒸れを促進するという、むしろ害悪でしかありません。はっきり言って恰好も悪いです。
〇ウォーキングポール(ストック)
あると便利ですが必需品ではありません。使う際には登山道保護のため必ず石突の保護カバーをかぶせてください。
◎バックパック
リュックサック。装備品運搬用。小屋泊まりで35L程度。テントや避難小屋で50L程度が使いやすい。カバーは必須ではありません。重要なのは中身を濡らさないようなパッキングです。
◎レインウェア
防水透湿性(ゴアテックスなど)のもの。各社よりさまざまな価格帯で出ております。ポンチョは絶対に不可。また傘は持ってきていただいても構いませんが非常に汎用性が低く(使えるのは風のない樹林帯等のみ)、無駄な荷物になりかねません。
◎防寒用ミッドウェア
中間着。マイクロフリースや化繊ハイロフトウェアなど。ダウンは保温性においては他の追随を許しませんが濡れるとまったく保温性がなくなるため夏山においては使いにくいと言わざるをえないでしょう。
◎シャツ・パンツ(ズボン)
TシャツでもOKですが半袖でいいか長袖がいいかは悩むところです。暑すぎて体力を消耗するなら半袖ですが、日焼けでも体力は消耗しますので長袖もいい。つまるところ個人の感覚によります。なお、ボタン留めのシャツはジッパーがなかった時代の登山スタイルの名残であって現在有効な服装とは言えません。パンツも登山専用品が好ましい。ジーンズは絶対不可。ニッカボッカはいまどきいないか(笑)。
◎アンダーウェア(靴下も含む)
化学繊維またはウール。綿製品は絶対不可。替え(濡れた時用。汚れても着替える必要はありません。)も必須です。
◎帽子
キャップやハット、バンダナを頭にかぶるのもあり。タオルを頭にかぶるのも悪くありませんが美的センスを疑います(笑)。
◎ヘッドランプ
たとえ半日の予定であっても、いついかなる時でも必須です。替えの電池もともに用意すること。
◎水筒
広口のボトルをお勧めします。ペットボトルは嫌いです(悪いというわけではありません)。
◎行動食
ゆっくりと食事できないことも多々あります。手軽に口に入れられるものを。
装備:避難小屋・テント泊追加装備編
この内容は当事務所主催のガイドツアーによる場合のみ適用されます。個人的に登山活動を行う際には参考になる書籍や信頼できる先達に聞いたうえでご自分で判断してギアを選んでください。
各種登山形態に応じた必要な装備に加えて、避難小屋・テント泊等をするうえで必要な追加装備です。
◎スリーピングバッグ(シュラフ・寝袋)
季節に応じたものを。使用温度域は目安であり各個人の耐寒能力によって大きく差が出てきます。また、化繊とダウンにも一長一短があり一概にどちらがいいとは言えません。詳しくはご相談ください。
◎マット
形状によりインフレータブル、ロール、フォールディングなどの種類があります。インフレータブルマットがもっともコンパクトになりますが、ロールマットやフォールディングマットも根強い人気があります。軽量化を重視する場合にはバックパックの中身を抜いて床に敷くことで代用できます。いずれにしてもある意味スリーピングバッグよりも重要です。
〇テントシューズ
これがあるだけでテント内ないし避難小屋内での生活が格段に快適になります。ただし必需品というわけではありません。
◎食器類・カトラリーセット
食器類は大きめのカップ2個程度で十分です。ジップロックのごはん冷凍用容器が軽くてスタッキングしやすく裏ワザ的です。また、カトラリーは伝統的な日本の技「割り箸」が軽いのですが食事によっては別にスプーンが必要。軽量化のための最大公約数は先割れスプーンでしょう。製品としてはLIGHT MY FIREのスポークがあります。
装備:冬山一般登山編
この内容は当事務所主催のガイドツアーによる場合のみ適用されます。個人的に冬山登山を行う際には参考になる書籍や信頼できる先達に聞いたうえでご自分で判断してギアを選んでください。
絶対必要な装備を中心に書いてあります。〇印はあれば便利って程度です。
◎冬山用登山靴
冬山用または4シーズン用とされるものを選んでください。3シーズン用では本格的な冬山に対応できません。またフィッティングの際には靴下1枚で選んでください。
◎冬用ゲイター(ロングスパッツ)
パンツに付属のゲイターがある場合でも必ず常備してください。
◎クランポン(アイゼン)
必ず10~12本爪のものを用意してください。軽アイゼンはアイゼンではありません!
◎アイスアックス(ピッケル)
通常の冬山であれば身長-105~110㎝ぐらいが使いやすいでしょう。
◎グローブ(手袋)
インナーにフリースまたはウール。オーバーにゴアテックスという組み合わせがオーソドックス。インナーは替えも必須です。昨今ではインナーとオーバーが組み合わせのものも各社より発売されており使いやすい。その場合もインナーの替えは必須。
〇ウォーキングポール(ストック)
あると便利ですが必需品ではありません。スノーバスケットを装着していなければ雪山では意味をなしません。
◎雪崩ビーコン
雪崩対策用品。電波送受信機。レンタル1000円/1日。
◎プローブ
雪崩対策用品。ゾンデ棒。レンタル500円/1日。
◎ショベル
雪崩対策用品。スコップ。金属製がお勧め。レンタル500円/1日。
◎バックパック
リュックサック。装備品運搬用。小屋泊まりで35L程度。テントや避難小屋で50L程度が使いやすい。
◎アウターウェア
防水透湿性(ハードシェル)または撥水透湿性(ソフトシェル)のもの。レインウェアで代用可。
◎ミッドウェア
中間着。マイクロフリースや軽量ダウンなど。
◎アンダーウェア(靴下も含む)
化学繊維またはウール。綿製品は絶対不可。替えも必須です。
◎ゴーグル&サングラス
紫外線からの目の保護、および雪や風の日の視界確保。通常時はサングラス(曇り防止)、荒天時はゴーグルを使用。
◎バラクラバ(目出帽)、〇ニットキャップ
バラクラバはいかなるときでも必須。
◎ワカン
地域により必須の場合とそうでない場合があります。スノーシューでの代用は厳しいとお考えください。
◎ヘッドランプ
たとえ半日の予定であっても、いついかなる時でも必須です。替えの電池もともに用意すること。
◎水筒
保温水筒に温かいものを入れておくのがよい。
◎行動食
ゆっくりと食事できないことも多々あります。手軽に口に入れられるものを。
装備:バックカントリーツアー編
この内容は当事務所主催のガイドツアーによる場合のみ適用されます。個人的にバックカントリーツアーを行う際には参考になる書籍や信頼できる先達に聞いたうえでご自分で判断してギアを選んでください。
絶対に必要な装備のみ書いてあります。その他の装備が必要な場合は事前に連絡いたします。
◎スキー、スノーボード等滑走用具
◎スキー、スノーボードブーツ
ゲレンデで使用するものでも構いません。
◎ハイクアップに必須の用具
①アルペンスキーの場合→ツアー用ビンディング+クライミングスキン(シール) または スノーシュー
②テレマークスキーの場合→クライミングスキン(シール)
③スノーボードの場合→スノーシュー または スプリットボード+クライミング(シール)
※レンタルはスノーシューのみ可。レンタル1000円/1日。
◎スキーポール
伸縮性のものがよい。スノーバスケットは必須。スノーボードでもハイクアップ用に必要。レンタル500円/1日。
◎雪崩ビーコン
雪崩対策用品。電波送受信機。レンタル1000円/1日。
◎プローブ
雪崩対策用品。ゾンデ棒。レンタル500円/1日。
◎ショベル
雪崩対策用品。スコップ。金属製がお勧め。レンタル500円/1日。
◎バックパック
リュックサック。装備品運搬用。20L以上が必要。
◎アウターウェア
防水透湿性(ハードシェル)または撥水透湿性(ソフトシェル)のもの。
◎ミッドウェア
中間着。マイクロフリースや軽量ダウンなど。ハイクアップ時には通常着ない。
◎アンダーウェア(靴下も含む)
化学繊維またはウール。綿製品は絶対不可。替えも必須。
◎ゴーグル&サングラス
紫外線からの目の保護、および雪や風の日の視界確保。ハイクアップ中はサングラス(曇り防止)、ライディング中はゴーグルがおすすめ。
◎グローブ、インナーグローブ
グローブはゲレンデ用でも構わないが暖かいものを。インナーグローブは薄手でハイクアップ時暑すぎないもの。
◎ニットキャップ、ヘルメット
ニットキャップはハイクアップ時寒くないよう耳を覆えるもの。ライディング時はヘルメットを強く推奨。
◎ヘッドランプ
たとえ半日の予定であっても、いついかなる時でも必須です。替えの電池もともに用意すること。
◎水筒
保温水筒に温かいものを入れておくのがよい。
◎行動食
ゆっくりと食事できないことも多々あります。手軽に口に入れられるものを。
今年度使用するスキーマテリアル
スキー修学旅行のお手伝いで志賀高原一の瀬スキー場に来ています。手伝っているのはこちら→ジャパンパラレルスキースクール
午前中暇だったんで今年度使用のマテリアルの写真撮ったりしてみました。
まずはアルペンスキー。もちろんビンディングはツアー仕様です。
板はK2のセスビシャス。もう6年ぐらい前の板ですが気に入って使ってます。(実は買い替えるお金がないだけだったりw)、ビンディングはフリッチ ディアミール フリーライド。そろそろプラスチックの経年劣化がやばいかも。。。
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パタゴニア ダウンセーター
今日は自宅でのんびりしています。
特に書くことがないんで私が実際使っている登山用品のことでも書こうかなと思います。
冬山ではもちろん、夏山でも愛用する防寒着はこれ!
パタゴニアのダウンセーター
800フィルパワーのヨーロピアン・グースダウンを使用しておりかなり暖かい作りながら特筆すべきは軽さとコンパクトさ!重量わずか354gでかつインナーポケットに収納してしまえます。冬山では寒い時にインナーとして着ることはもちろん、夏山のテントサイトや山小屋でも快適な一夜を約束してくれることでしょう。
これを使い始めてからすっかりフリースの出番が減りました…。これは「買い!」の逸品です。
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